スピーゴラの鈴木幸次さんの靴って、彼にしか表現し得ない独特の美しさがあって、表現者としての彼を心の底からリスペクトしています。職人のモノ作りにはヒトそものが表れると考えているのですが、ストゥルッツォ（ダチョウ）を用いたこちらの財布も幸次ワールド全開です。
とてもソフトで、いうなればフィレンツェのサルトリア仕立てのジャケットのような感じなんですよね。革の風合いや色だけでそう見えるのではなく、革をとても薄くすいており、ライニングにはエルメスで使用されている革として有名なヴォー・スウィフトを同じくとても薄くすいて使用しているんですよね。外と内との色のコントラストが美しく、カード入れるための革の切り込みのラインひとつとっても幸次さんらしさが表れています。
幸次さんがこだわったもうひとつのポイントが、コンパクトなサイズ感。薄くて柔らかくてコンパクトなので、テーラードジャケットの胸の内ポケットに入れても膨らみが気にならないのがポイントです。
表面は縦に開くかたちでカードが計4枚入り、裏面は横に開くかたちでお札をクリップして入れられます。1万円札がギリギリ入るくらいのサイズ感ですが、そこがまたいいんですよね！

【商品詳細】
生産国：日本
素材：ストゥルッツォ（ダチョウ）
ライニングの素材：カーフ（ヴォ—・スウィフト）
サイズ：縦8×横11cm