Kazamino ミニミニトートバッグ(Carpinchoの床面起毛)
¥148,500
SOLD OUT
手縫いのビスポーク鞄メーカー「Kazamino(カザミノ)」が製作した、アフターアワーズだけの特別なミニトートバッグです。
Kazaminoといえば、オーバーナイター型の鞄がアイコン的存在ですが、日常使いに適したトートバッグもまた非常に魅力的。そのトートバッグに惚れ込んでいたこともあり、「超スモールサイズのトートを一緒に作りませんか?」と提案し、サンプル製作を重ねて何度も改良した末に完成したのが、こちらです。
Kazaminoのビスポーク鞄同様に、杉山氏が自ら型紙を引き、革を裁断し、一針一針縫い上げる完全な手仕事。サンプル製作の際には、持ち手の太さやパイピングの色、スナップを留めたときのフォルムに至るまで、細部を何度も調整しました。その甲斐あって、小さなバッグですが、“ごまかしのない精度”が見事に宿っています。
素材には、南米に生息する半水生動物カルピンチョ(カピバラ)の革の床面を起毛させたスエード状仕上げを採用。なお、イタリア製グローブに使われる銀面仕上げのカルピンチョ革で見られる表面の粒状感はなく、モコッとしたムラ感と温かみのある毛羽が特徴で、柔らかくマットなタッチはスエードに近い表情を持ちます。
数量はごくわずか。この革自体がほとんど流通せず、杉山氏の製作キャパシティにも限りがあるためです。
サイドと底のパイピングにはカプチーノ(ベージュ)、ボルドー、オレンジの3色を差し色としてさりげなく配しました。ライニングはフランスのタンナーによるシュリンク型押し牛革「トリヨン・オルダラ」を採用し、内ポケット付き。上部のスナップを留めると、口元が落花生のような優美なカーブを描きます。
外食や休日のお出かけ、カジュアルな装いにもジャケットスタイルにも自然に馴染みます。小さなカフェのテーブルに置けば、その可愛らしさと同時に、手縫いの温もりと職人の美意識が凝縮された“オブジェ”のような存在感を放ちます。
効率や量産とは距離を置き、作り手と使い手の対話から生まれるもの。アフターアワーズが掲げる「時を超える、静かな上質」が、この小さなバッグに宿っています。
アフターアワーズの完全オリジナルモデルとなります。
<Kazaminoとは?>
Kazaminoは2022年、杉山和英氏がスタートした手縫いのビスポーク鞄メーカー。「ORTUS」の小松直幸氏の鞄教室にて約10年間鞄作りを学んだのち、サラリーマンより転身し、独立。型紙製作、裁断、縫製の全工程を一人で行っている。ビスポークの納期は約2年。
【商品詳細】
生産国:日本
素材:カピバラ革、牛革
色:本体 カフェ~カプチーノ~アイボリー
パイピング カプチーノ、ボルドー、オレンジ
ステッチ アイボリー
サイズ(cm):横 底部23 上部31
高さ 18
マチ 16
持ち手の高さ 9.5