イタリア北部のバッサーノ・デル・グラッパ近郊の街ロッサーノ・ヴェネトで手がけられているフラテッリ ジャコメッティのローファーです。

敬愛するジョシュア・エリスの山口浩久さんが履かれていた、かなりいい感じに味の出たこの靴を見て惚れ込んでしまい、アフターアワーズでも展開することを決めました。

それと、自分がバッサーノ・デル・グラッパの街が大好きだったこともあります。特にグラッペリア ナルディーニがあるヴェッキオ橋のあたりは本当に優雅で美しく、あの一帯では唯一のクラシックシューメーカーである点も興味をもった理由です。北イタリアのシューメーカーらしい精緻な仕事が、端正な顔をした靴を生み出しています。

いかにもイタリアなグラマラスさや化粧がなく、朴訥とした雰囲気を備えていたのも、この靴の好きなところ。ブランドのメンタリティが、古き良きイタリア靴へと向いているんですよね。

すくい縫いの工程は手で行っている九分仕立てのグッドイヤーウェルテッド製法で、オン・ザ・ラストのハンドモカというのも特筆すべき点です。木型が秀逸で、踵の収まりが非常によいです。

※ちなみに自分のサイズはオールデンのローファーで８、ジョンロブのロペスで7、紐靴のＥＧは202で7、808だと7 1/2、スピーゴラ レッジェーラのスリッポンは７を履いていて、こちらのローファーは41が自分のサイズになります。オールデンのローファーが９の方は42が合うものと思われます。

※フィッティングなしでも安心して購入していただけるよう、サイズ交換の送料（1回）は弊社の負担にてご対応致します。