イタリアでPorta Documenti（ポルタ ドクメンティ）あるいはSotto Braccio（ソット ブラッチョ）と呼ばれている、A４サイズの書類を収納できるクラシックなドキュメントケースです。

1933年にローマで生まれ、第二次世界大戦中、小学校の地下室が爆撃の避難所となって閉鎖された1942年の朝、馬具職人だった父親に連れられ9歳で工房に入ったのが、82年にもなるフェッルッチオ・セラフィーニじっちゃんのの長いキャリアの始まりです。

なんと、91歳になった今も、午前中は工房で仕事をしているというから驚きです。ちなみに現在は、じっちゃんのもとで修業を積んで一人前に成長を遂げた娘婿のルイージ・スカンダーレが中心となって（職人はルイージ氏とじっちゃんの二人だけですが）工房を担っています。

こちらの革は、高級皮革チンギアーレ（野豚）。上品なカフェラテの色合い、天然皮革ならではの血筋もがとても味わい深く、チンギアーレ特有の毛穴の雰囲気がたまらないですね。

中はシンプルな１室構造。

流行に左右されることないデザインで、クラシックなスタイルを好む男性のスーツスタイルからカジュアルスタイルにまでしっかりと溶けこんでくれます。



【アイテム詳細】
生産国：イタリア
素材：イタリア産チンギアーレ（野豚）
サイズ：26×37×5cm
色：カフェ